2018年7月14日土曜日

西日本集中豪雨に・・・

 いよいよ夏の扉が解放されました。
猛暑の連日は、毎年毎年その気温を上昇させ、どこまで行くのでしょう。そして・・・
象徴するような夏空の白い雲は、早朝から夕刻まで、カタチを変えて大空に浮かんでいます。

その矢先、西日本を中心とした記録的な集中豪雨の凄まじさに、日本全土が震えました。今見えている風景や街並みが絶対的では無いということを、どんなもしもがこれからも襲ってきて、私たちの暮らしと生命を脅かすかもしれないことを、誰もが感じたからです。

「動かない景色のような 心に縁どられている 大きな空と 大きな海と ・・・」という歌詞が頭に浮かびました。自然の中で生かされていることの歌です。
しかし、そこに永久にあるはずの景色が無くなったら、きっと時間の経過とともに思い出せなくなります。想い出の写真や動画の中で、心の記憶が蘇るのでしょうか。
移りゆく時代の流れは受け入れても、育った土地や生きている場所の突然の消滅は受け入れ難い。もう他人事ではない危機感を、しっかり自覚して、緊急の事態に備える心構えが必要なのだと思い知らされました。

言葉にできないくらいの、いろいろな感情を込めまして
被災されました多くの皆様へ心からお見舞いを申し上げます。
また信じられないくらいの尊い命を奪われた現実に言葉を失ってしまします。
ありきたりの言葉しか今は見つかりませんが、突然消えてしまった魂のご冥福を心からお祈り申し上げたいです。
また安否が不明の多くの皆様がおられます。さぞや苦しくてお辛い日々のご家族のもとへ、全身全霊で帰り着かれますことをお祈り申し上げます。

日に日に変わる日常への支援が報道されています。
それは熊本地震でも多くの課題が見つかりました。支援したい気持ちばかりで焦ってはいけないこと。物資と義援金、インフラの整備、身体と心のケアー等々、長丁場です。

だからこそ、熊本地震で経験した教訓が、生かされますように!
そして、何か出来ることをしたい!という日本中の想いが、政策をも動かしますように!!

灼熱の光線は、被災地の多くの方々の体力と気力が衰弱されてしまうのでは・・・想像しますと、本当に胸が痛みます。
天皇陛下や皇后様も、どれ程の心痛でおられるかと拝察いたします。
次から次に起こる災害は、退位を来年に控える両陛下に、これでもかとお苦しみを与えているようでとても無念です。

神様!どうかこの苦難を乗り越える力と知恵を、我々にお与えくださいませ!


      2018年7月14日(土曜日)      楢橋栄子



2018年5月24日木曜日

ことばのシャワー

   「うしのかりんちゃんをみたら
    あたまをかいてとぼくをみた
    あたまをやさしくかいたら
    モーっといってにっこりしたよ」

 御無沙汰をしてしまいました。。。
諸事情により、インスピレーションがかなり貧弱になっていたのですが、ちょっとばかりワクワクしてきたので、思いのままに綴ってみたいと思います。

 『たから箱』(熊日新聞掲載) 四行詩の世界観にいつも感心させられ、子供たちの感性と瞳の輝きを嬉しく思う日々です。
冒頭のポエム・・・牛さんのお世話をする小学Ⅰ年生の坊やとご家族のお人柄や日常の暮らし振り、そして天草の風景までも想像しちゃうほど、素直で優しいまなざしの詩でとても素晴らしく大好きです!
牛のかりんちゃんに「どうしたら喜んでくれるかな~。僕にできることはなにかな~。」と、坊やはいつも思っていて、だから牛のかりんちゃんも坊やが大好きで!!
「あたまをかいてとぼくをみた・・・・・・  
モーっといってにっこりしたよ」 なんて素敵な魂と魂の触れ合い!!!
やさしくかいてあげたんだね~。 良い子だね☆☆☆ 
何度も何度も読み返しながら、自分に足りないものを探す。


   「七回転んだら 八回目はもう寝とこかな」

世の中は失敗を許さない傾向にある。
誰もが頑張っているのに、結果だけを求められる。
優等生だらけの世の中であったなら、ギスギスしないだろうか?
一般の尺度からはみ出してしまう事を、初めて遣って退ける人は勇気がある。
失敗だらけの毎日でも、自分を労わって・・・また頑張ればいい。
失敗だって、結構良いものだって後々分かるものだから。
心豊かな人生になるよ☆と応援する優しいメッセージに安堵です。

  「転んだら 優しさつかんで起き上がれ」


  「幸せな時間は止めておけないのです。
  だから今 喜んでありがとうを味わうのです。」

日本中の観光名所に限らず、伝統文化や昔の暮らしが息づく地方にまで、世界中から多くの観光客が来日されています。
ある日の朝、両手に荷物を抱えた私は電車に乗りました。
車中は満員となっていて・・・ちょっと不安になった時、中国人のグループのひとりの女性が、「ここに座って!(中国語だけど、たぶん)」と言って席を空けてくださいました。
私は「有難うございます!(日本語)」とお礼を言って座りました。
心がキュ~ンとして・・・センチメンタルな気持ちに。
グループの方たちはずっと笑顔でした。 降りる停留所に着いた時、思い切って「有難うございました!(日本語) have a good day!」と伝えました。
「Oh~~!!▲×▲×▲(中国語) バア~イ!」 私も笑顔で「バア~イ!サンキュー!」
(心の声⇒「謝謝」シェイシェイ!って言えばよかった・・・。)

ほんの一瞬の触れ合いが、こんなにも幸せな気持ちになるなんて!

世界中にはびこるマイナスな感情。いろいろな環境や立場や考え方。自分とは異なるものへの理解を目指すには、人種や性別を超えたところにある平等の喜びを創ることではないかな~なんて思った2018年初夏の私でした。


  2018年5月24日(木曜日)     楢橋栄子


       引用*熊本日日新聞 & 風の丘 阿蘇大野勝彦美術館

                 「かつひこの日めくりカレンダー」より
                       

  


 
   

2018年1月24日水曜日

昭和の温もり

 祝賀ムードは、ほどなく遠ざかり、日常の生活へと戻っています。
平成という年号がその役割を満たしながら進む、今年の始まりとなりました。

時間の感覚は、人それぞれの置かれている環境やこれまでの体験、性格によって速度が変わるように思いますが、今年の一日一日は、早すぎず遅すぎず、実りある時間にできたらいいですね!

 つい最近、我が家のリビングのエアコンが突然アウトになりました。
なんか寒いなあ~と思って見上げると・・・エアコンのランプが点滅しています。
電気店の営業マンの方に見ていただくと、部品交換が必要とのこと。家電製品は消耗品なので仕方がないです。エアコンが使えなくなって、熊本地震で味わったインフラの不安を思い出しました。
またあのような状況に陥ったら・・・電気で殆どの生活を維持しているこの真冬の毎日が、ピタッとストップしてしまいます。身体も心も凍えてしまう!
でも昔、むか~しは電気製品で暖を取る環境はありませんでした。
家族はひと部屋に集まり、火鉢で手を温めながら、ささやかな出来事を笑いあって冬をしのいでいた事、ふと思い出しました。

そんな時、たまたま広げた新聞に掲載されていた『湯たんぽ』という記事が目に飛び込んできました。
「生きる~音読のすすめ」 いつもジ~ンと鼻が緩む言葉ばかり。
偶然にしては驚きの内容に、思わず切り取り保存スクラップに仲間入りです。

私の両親とほぼ同年齢のK氏の言葉は、昭和の温もりに溢れる内容でした。
小学生の私は、寒い季節になると毎晩、祖母を手伝って家族分の湯たんぽを用意していました。
上通りで果物店を営んでいた祖父母と両親、そして私と弟ふたり分です。
シャンシャンと沸いた熱湯を湯たんぽに入れる為、祖母は細心の注意を払っていたのだろうと思います。今、祖父母の年齢になったから記憶が鮮明になります。
幼い弟ふたりは、温かい祖父母のお布団に潜り込んでいつまでもお喋りしていました。
だから私も深い眠りに堕ちた翌朝の目覚めから、なかなかお布団を抜け出せない・・・今でも!(^^)!

現在も湯たんぽが売られている場面に直面されたK氏はためらわずにさっと籠に入れたとありました。遠い昔に母親の温もりを感じた記憶を、その日の夜から再び蘇らせた感動を想像すると、こちらも心が温まりました。

そして『火鉢』。
スマホで検索すると、今でも昭和の和製アンテイークとして人気があるようです。
戌年生まれ(明治31年)の祖父は、火鉢のコレクターでした。
電気こたつを嫌い火鉢にこだわっていたんだなアと、今では思いますが、当時は祖父に付きまとい、こたつをねだっていました。
でも火鉢で焼いてくれたお餅(焼きあがったお餅に醤油を付け、再び火鉢の金網に戻すと赤黒い炭火にジュッ!と垂れる醤油の香ばしい香りがする)を火箸で取り上げ、大きな海苔を巻いて食べさせてくれた祖父を懐かしく思い出します。

ちなみに祖父のお気に入りの火鉢は、重厚な木製で引出し付きの長火鉢(煙草盆)と、お洒落な取っ手の付いた銅製で、切り株を面取りして綺麗に削り込んだ台座も付いるこれも重厚な宝船や鶴の絵柄の火鉢(私が遺品として所有)です。

若い方たちは、きっと何時の時代?って思われるでしょうね(>_<)
今から60年くらい前のお話です。

 急速に人口知能の技術革新時代となりつつも、アナグロな昭和の温もりを知っている私達世代は、ほんとうに幸せ者だと実感しているこの頃です。
突然のほっこり感との出会いは最高でした!!

     2018年1月24日(水曜日)      楢橋栄子

2017年12月25日月曜日

Step by Step

  2017年の大地も大空も、全ての生き物も、残りの時間をいつもの様に過ごしています。
そして季節はめぐりながら、新しい年へと向かっています。
振り返ると今年も、やっぱり自然災害が多く、世界情勢も危うい中で、心温まる出来事や胸を熱くする人々の交流や、弱い立場の人達への支援を続ける多くの心優しい物語を、テレビや新聞から知ることが沢山ありました。すっかり涙腺が弱くなっている私は、幾度となく涙しました。

 最近では冬のスポーツならではの、国内外での大きな大会が関心事となり、テレビの前で一喜一憂の日々です。
勝負の世界ですから、全てのスポーツ選手達が成功の道を信じ、挑み続ける姿は時として涙なしには観ることができません。
ここ数日は・・・久し振りに涙が溢れる程でした(笑)。

勝利を掴み取った選手にも掴みきれなかった選手にもある、強い信念と努力と挫折の繰り返しの日々の真実は、全てを語りつくされませんが、それぞれの過酷なドラマが存在するはずです。
前者と後者の中にも、達成感の勝利と自分の中での満足しきれない勝利があったり、やりきった敗北と悔しい敗北を感じながら、テレビの前の観戦は、緊張と疲労感を私に与えました。
そして結果を受け入れて、清々しい笑顔の選手達から考えるべきことがありました。
それは、人は自分の経験からしか学べないということです。特にチャンスを逃したり、後悔が残る程、自分が身に着けるべきことを手に入れるのではないかと思います。
過去はどうであれ、現在や未来を決定するものではないはずです。だから芽生えた尊い決意を一歩一歩、ポジティブに実行していって欲しいと願う、フィギュアスケートファンの私です。


 来るべく新年は、今年より忙しい年になりそうですね。
最も大きなニュースは『天皇陛下のご即位』です。 
ご即位日が決定したことで、ご公務を全うされる強いご意志をお持ちの天皇陛下84歳お誕生日のお言葉は、心打たれる尊い内容として、私たちの胸に響きました。
「全身全霊」で、日本国民に心を寄せられ、その決意を実行に移し続けてこられた行動力とご忍耐に、深い感銘を受けます。
ご高齢でありながら、天皇陛下にしっかり寄り添われる皇后様のお姿と温かい声とお言葉からも、敬愛と親しみを抱かずにはいられません。

世の中がどう変わろうと、日本人として尊敬と誇りに思える天王、皇后両陛下が示された一歩一歩の着実な足跡を、私たちはしっかり胸に刻みながら、新しい年を共に生きてゆきたいですね!

何事にも・・・Step by Step 
これまでも、これからも!

     2017年12月25日(月曜日)        楢橋栄子


追伸* 今年も有難うございました。
    皆様の新しい足跡が、希望に満ちることをお祈り申し上げます。
    また、来年も宜しくお願い申し上げます。

2017年11月12日日曜日

季節を超えて・・・13年

 急速に秋から冬へと、確実に移りゆく頃は、不意の言葉が胸にグッとくることに気が付きます。
それなのに、一瞬にして現在は過去になり、放たれた言葉の印象だけが残っている・・・。
強く感じた言葉(時には歌詞)はどんな言葉だったかしら?

草花たちが季節の変化を悟るように、たびたび人生の季節を感じるこの頃です。

 心が求めているもの、強く惹きつけられるもの、何かしらを感じる時、パソコンに向かってきたように思います。
それがインスピレーションならば、年齢を重ねるうちに、目に映る景色や聴き取れる言葉は変化していても可笑しくはないですが、ずっと変わらないのは、きっとわたしは書くということが好きなんだな~と思っていることです。 

心の記憶として、わたしの『はあとメモ』は今月で13年目を迎えます。
自分の役目が終わるまで、これからも時々、その時の心模様にタッチしてみたいです。

 季節を超えて13年・・・。
大切なお時間を下さり、読んでいただいている皆様に
心よりお礼申し上げます。

     言葉は
     思いを伝える道具ではなく
     共に生きる
     命あるもの

             熊日新聞より引用

  
     
     2017年11月12日(日曜日)     楢橋栄子

2017年8月27日日曜日

ワン・チャンス

 いつの間にか・・・蝉の声が消えていました。
その代わりに、暗くなった庭先より、鳴く虫の音が涼風とともに届いています。
暑さのおさまりは・・・そろそろでしょうか?

 8月の色は『青』。
日本では、濃厚な青から涼しげな青まで、優雅な言葉の表現があり、和の奥深さと豊かさに嬉しくなります。季節を想像できる言葉のイメージは、夏の空や海・・・そして地球でしょう!
今年もそれぞれの夏の想い出が、いろいろな色で輝いたのなら、これからは少しずつ実りの色~まあるい感覚へと移ってゆきますね。

ゴールデンパールの茶金色は秋のイメージ。
華やかでいて、落ち着いた光沢の真珠が、私は好きです。
こんな季節は・・・ひとりひとりの個性が溢れます。
暑い夏はまだ続いていますが、去年とは違う今年の夏の終わりに考えます。

「外の世界に一歩踏み出す為に、誰にでも何処かに開いている窓がある。」と、新聞で見かけました。それは、誰にでもその気になればチャンスは用意されているということです。
これまでは、その気もなく・・・と思い込み、毎日をこなすだけだったとしても、心を解放すると・・・きっと気付かずに過ごしてきたことに気付くかも~と思います。
自分のやりたい事に気持ちを寄せ、心を大きく拡げればチャンスが近づいてくるように思いませんか~?

チャンスに出会ったらラッキー!!そこからは自分次第ですね。
『ワン・チャンス』が次の『ワン・チャンス』を運んでくるはず。
だから~今年の秋の目標は・・・まさしく『ワン・チャンス』です!!



      2017年8月27日(日曜日)     楢橋栄子
 

2017年5月29日月曜日

めがね

ご無沙汰をしています。
皆様お元気でいらっしゃいますか?

春の芽生えを喜んでいる間に、今はもう真夏日のような陽射しを浴び、今年も永くなるだろう暑い季節を予想できる頃となりました。
それにしても、見上げる空の青さが夕刻であることをすっかり忘れさせていますね。
西の空が「今日はそろそろおしまいにしましょう!」と、輝く太陽を沈める頃でさえ、「まだまだ自由な時間はたっぷりですよ♪」と、カラっとした風が呟きます。

無理をせず、今年の夏の短い夜を、自分のペースで楽しみながら過ごしましょう!

先日、ず~っと気になっていたあるものを買いました。
ハズキルーペなんですが・・・。
老眼鏡に重ねて着けられるというので、ショップで試してみました。
単純に、驚きました! 私って、すっかりおばあちゃんだわ(当然ですが・・・)。
言葉が出ない・・・とは、こういうことだったのか~www。

でもすごく見易いんです♪ 大きな文字に嬉しくなってしまい購入。
ショップの女性スタッフはニコニコと対応してくれて、笑顔って本当に素敵ねって思いました。
自然な笑顔は、与えられた人から人へと自然に伝染していきますから!

正直、デスクワークをするときは、自分の眼に合った老眼鏡が良いです。
慣れていないことが原因と思いますが、ルーペは距離感がちょっと難しい。
ストレス無く使いこなせるには、暫く時間が必要のようです。

そしてフト思ったことがあります。
毎日の暮らしの中で、近づき過ぎて見えなくなっている存在。
近いから言えない言葉。 
すっきり見えるように、心にもめがねが重要だと思います。
ただしクリアーなめがねで(^o^)
老いていく自分をしっかり見つめて、現実を受け入れると、自分を労わりたくなります。
だって・・・一番永く付き合っている一番身近な存在は自分自身なんですから。
そして縁ある全ての人をも大切に想うようになりたいです☆

若い人たちは若いなりに頑張っています。
老いてきたら、ゆっくり歩いて、遠くの景色を優しく感じながら、大切にしなければいけない順番を間違わないようにしたいですね☆


2017年5月29日(月曜日) 楢橋栄子