急速に秋から冬へと、確実に移りゆく頃は、不意の言葉が胸にグッとくることに気が付きます。
それなのに、一瞬にして現在は過去になり、放たれた言葉の印象だけが残っている・・・。
強く感じた言葉(時には歌詞)はどんな言葉だったかしら?
草花たちが季節の変化を悟るように、たびたび人生の季節を感じるこの頃です。
心が求めているもの、強く惹きつけられるもの、何かしらを感じる時、パソコンに向かってきたように思います。
それがインスピレーションならば、年齢を重ねるうちに、目に映る景色や聴き取れる言葉は変化していても可笑しくはないですが、ずっと変わらないのは、きっとわたしは書くということが好きなんだな~と思っていることです。
心の記憶として、わたしの『はあとメモ』は今月で13年目を迎えます。
自分の役目が終わるまで、これからも時々、その時の心模様にタッチしてみたいです。
季節を超えて13年・・・。
大切なお時間を下さり、読んでいただいている皆様に
心よりお礼申し上げます。
言葉は
思いを伝える道具ではなく
共に生きる
命あるもの
熊日新聞より引用
2017年11月12日(日曜日) 楢橋栄子