今年も全ての始まりが、それぞれに出発しました。
それは終わりを遂げて向かう、新しい夢路への希望そのものです。
このところの国際情勢には・・・いくつもの障害物が待ち構えているような、まるで長~いトンネルの中に潜むウィルスのようで不気味です。
ところどころに燈る電灯の灯りさえも空しく感じてしまわないか・・・と危惧してしまいます。
立場が変わればどうなのでしょう。 空振りの期待ほどその場の言い訳ではすまされません。
どっちに転んでも、少数の「HAPPY!」でさえも、後味の悪さが付きまといそうです。
喜びは自分で創り出すことが出来ること。
2年前、突然の激痛を体験し、改善しない痛みに苦悩していた頃、柔らかな陽射しを感じ始めたのは『故ターシャ・テューダーさん』の飾らない生き方を知った時でした。
DVDの中の90歳の彼女はきっぱりと言います。
「ほんとうに必要なものは、それほど多くはないのよ。」
日々の暮らしの中で、小さな喜びを創り出すことを覚えれば、困難は自分の中で解消されると。
「全ては私たち自身の選択の問題なのです。たとえ、退屈でつまらない時があるとしても、暮らしに喜びを見出そうとすれば、きっと違った人生になるはずよ。」
自分にとって、大切で価値あるものに気付くことが、きっと心の中にほんのり色を足してゆくんですね。答えはシンプルでした。
厳しい環境を乗り越えた木や草花たち、そして人々が春の輝きを華にすることができるのです。 だから、訪れる新しい毎日にちいさな喜びを探し、希望を持って過ごしていきたいですね!
2017年1月29日(日曜日) 楢橋栄子