冷たい北風が吹く中、小枝にしがみつく小さな木の葉を見ました。 夕刻だったので、街の方へと向かう車のヘッドライトの灯りが、ヒラヒラと舞い落ちる街路樹のイチョウを照らしていました。 足元は黄色一色で、風に身をゆだねて落ち葉になったんだなあ~とちょっとだけ感傷的になりながら歩きました。
人もなんだかんだあっても、同じようにもがいた後は、神様に全てをゆだねるように生きてゆけば、人間らしくなれるでしょうか?
あまりにも劇的だった2016年・・・。 残すところ1週間となり、善いこともそうでなかったことも、気が付けば風のように過ぎてきました。 明年もまたカタチやスガタを変えて、さまざまな出来事が起こるはずです。 春夏秋冬を超え、暑さも寒さも、嬉しさや悲しみ、苦しみや歓び、不安や希望を感じてこそ、自分が自分であり続けると思います。 だからこれからも、私が私であることをしっかり身につけようと考えています。
皆様の2016年から2017年へ続く人生に振りかかる出来事も、きっと風のように過ぎて、新しい夜明けの光の中に包まれているような暖かな年となりますように☆
2016年12月23日 楢橋栄子